ヘラルドの会24年の歴史 主な ★主催☆協力・企画制作 公演

●1994年

1)4月29日
「ロシア・オペレッタと古きロマンスをうたう」 ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev バリトン) 伊東一郎(Ichiro Ito レクチャー) JML入野義朗音楽研究所
2)10月26日
「オペレッタとロマンスの夕べ」 ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev )/川副千尋(chiniro Kawazoe ソプラノ) 音楽の友ホール





●1995年

3)10月18日、20日、11月3日、4日、5日
☆★「ワシーリエフ オペレッタの世界」 ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev )/エレーナ・イオーノワ(Elena Ionova) オペレッタホール/高崎シティ・コアホール/日立シビックセンターホール
4)12月1日、2日
「木月京子カバレットを唄う」 木月京子(Kizuki Kyoko)/ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev ) 文京シビックホール

●1996年

5)4月9日
「吉武由子リサイタル」 吉武由子(Yuko Yoshitake ソプラノ)/ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev ) カザルスホール
6)9月3日
「チャイコフスキーとラフマニノフの夕べ」 ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev )/アナトーリー・ワシーリエフ(Anatoly Vasiliev バス・バリトン)/吉武由子(Yuko Yoshitake) ラフマニノフ・ホール(in Moscow)

●1997年

7)4月6日
「ワシーリエフの世界」 ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev )/天野加代子(Kayoko Amano メゾ) 葉山町文化会館ホール
8)4月12日
「ロシア歌曲のひととき」 ヘラルド・ワシーリエフ 群馬会館
 
9)11月12日、13日、14日、18日、19日
「知られざるオペレッタ王国ロシア!オペレッタ・ガラコンサート」 ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev )/エレーナ・イオーノワ(Elena Ionova)/エラ・メルクーロワ(Ella Merkurova ソプラノ)/ミハイル・べスパーロフ(Mikhail Besparov バリトン)/アナトーリー・ワシーリエフ(Anatoly Vasiliev) 昭和女子大学人見記念講堂/日立シビックホール/鎌倉女子大学



●1998年


10)3月22日
「ロシアの調べ ワシーリエフの世界」 ヘラルド・ワシーリエフ 鎌倉芸術館小ホール
 
11)7月15日
「ソフィ&ヘラルド」華麗なるデュオ(14th Tokyo Summer Festival`98 アリオン音楽財団<東京の夏>音楽祭) ソフィ・ブーラン(Soplie Boulin ソプラノ)/ヘラルド・ワシーリエフ(Gerald Vasiliev) ルネこだいら大ホール



12)11月9日
「オペレッタの夕べ」 ヘラルド・ワシーリエフ/エレーナ・イオーノワ 長岡リリックホール 

●1999年

13)11月2日
オペレッタ「クレチンスキーの結婚」(コールケル作曲1973年初演ロシア・オペレッタ) ヘラルド・ワシーリエフ(G.vasiliev)/ワレーリー・イスリャイキン(V.Islyaykin)/ジャンナ・ジェルデール(J.Jerder ソプラノ)/ライーサ・トゥマーノフ(R.Tumanov メゾ)/ワレーリー・バテイコ(V.Bateiko バリトン)/エミリアン・オルロヴェツキー(E.Orlovetsky バス・バリトン)/ウラジーミル・ゴリシェフ(V.Golishev テノール)他 昭和女子大学人見記念講堂










14)11月4日
「ロシア歌曲との出会い」 ヘラルド・ワシーリエフ/ワレーリー・イスリャイキン/平岡貴子(ソプラノ) 高崎シティ・コアホール

15)11月5日
「オペレッタの夕べ」 ヘラルド・ワシーリエフ/ジャンナ・ジェルデール/ワレーリー・イスリャイキン 葉山町文化会館ホール

●2000年

16)6月18日
オペラ「モーツァルトとサリエリ」(リムスキー=コルサコフ作曲オペラ) アナトーリー・ワシーリエフ(Anatoly Vasiliev)/ワレーリー・イスリャイキン(Valery Islyaykin)笠間啓治/浅岡宣彦(レクチャー)昭和女子大学グリーンホール/大阪府立ドーンセンター
17)11月26日
「エレーナ・オブラスツォーワ メゾソプラノ リサイタル」 エレーナ・オブラスツォーワ(Elena Obraztsova) 葉山町文化会館ホール



●2001年

18)4月20日
☆★「イリダール・アブドラザーコフ リサイタル」(第5回マリア・カラス・コンクール優勝記念) イリダール・アブドラザーコフ(Ildar Abdra z akov)/石田美弥子(Miyako Ishida ソプラノ) 品川きゅりあん小ホール/勝山町ホール(岡山)/武蔵野市民文化会館小ホール



 「イリダール・アブドラザーコフ リサイタル」のコンサートのCDも発売されました。こちらで購入できます。




 コンサートのあと、みんなでディズニーランドにでかけました。

マリア・カラス コンクール優勝後、アブドラザーコフの滞在先ホテルから送られてきたイラスト入りの手紙(fax)



イリダール・アブドラザーコフが日伊国交樹立150周年記念オーケストラ公演のためムーティーと共に来日!



15年前のアブドラザーコフの日本での初リサイタル(ヘラルドの会主催招聘公演)の想い出話をしながら楽しく会食。
19)6月23日
「華麗なるワシーリエフの世界」 ヘラルド・ワシーリエフ/エレーナ・イオーノワ/ジャンナ・ジェルデール 長岡リリックホール



20)6月25日
「エレーナ・イオーノワ リサイタル」 エレーナ・イオーノワ/ワレーリー・イスリャイキン/ バリオホール

21)10月15日、18日、19日、21日
★☆オペラ「モーツァルトとサリエリ」 アナトーリー・ワシリーエフ(Anatoliy Vasiliev)/ワレーリー・イスリャイキン(Valery Islyaykin)/笠間啓治(Keiji KasaMa レクチャー) 昭和女子大学人見記念講堂、東京文化会館小ホール、中電ホール(名古屋)、高崎シティ・コアホール



●2002年

22)1月8日
★☆オペラ「イオランタ」(チャイコフスキー作曲) 指揮:A.スラトコフスキー 演出:G.ジャリヴィス             アナトーリー・ワシリーエフ/石田美弥子/陳建新(メゾ)/藤原容子(ソプラノ)/近藤靖子 他 サンクト・ペテルブルグ音楽院声楽科学生及び卒業生 シェレメーチェフ宮殿ホール(サンクト・ペテルブルグ)

23)5月16日、17日
★☆オペレッタ「美わしのガラテア」(フランツ・フォン・スッペ作曲) リリヤ・アマルフィー(Liliya Amarfiy ソプラノ)/アレクサンドル・マルケーロフ(A.Markerov バリトン)/ワレーリー・イスリャイキン(V.Islyaykin)/ミハイル・ベスパーロフ(M.Besparov) 武蔵野市民文化会館小ホール



24)6月29日
「アナトーリー・ワシーリエフの世界」 アナトーリー・ワシーリエフ/近藤靖子(ソプラノ) 成増アクトホール

25)7月1日
「セルゲイ・ラフマニノフの夕べ」 アナトーリー・ワシーリエフ/石田美弥子/関森温子(ソプラノ)/奥村喜美子(ソプラノ) 稲川佳奈子(ピアノソロ) 角筈区民ホール

26)10月4日、6日、8日
☆★「ダニール・シトーダ リサイタル」 ダニール・シトーダ(Daniil Shtoda テノール)/関森温子 小樽市民センター・マリンホール/武蔵野市民文化会館小ホール/東京オペラシティ・リサイタルホール



●2003年

27)4月23日
「イリダール・アブドラザーコフ バス・リサイタル」 イリダール・アブドラザーコフ(Ildar Abdrazakov)/針生美智子(ソプラノ) 新宿文化センター大ホール



28)10月30日
オペラ「戦争と平和」(プロコフィエフ作曲 演奏会形式) 出演:モスクワ・アマデウス音楽劇場 オリガ・ボルゾーワ(ソプラノ)/ガリーナ・ロマノワ(メゾ)/リュドミーラ・ヴェレスコワ(ソプラノ)/グリゴーリー・メドヴィチ(バス)/ウラジーミル・ロマノフ(テノール)/ワレーリー・イスリャイキン/ワレーリー・プランキン(バリトン) 昭和女子大学人見記念講堂



29)10月31日、11月1日
☆★オペラ「料理女マヴラ」(ストラヴィンスキー作曲) 演出:オレク・ミトロファーノフ、オペラ「バスティアンとバスティエンヌ」(モーツァルト作曲) 出演:モスクワ・アマデウス音楽劇場(上記「戦争と平和」出演者と同様) 武蔵野市民文化会館小ホール



30)11月1日
オペラ「マッチ売りの少女」(レビコフ作曲 1902年初演) 演出:オレク・ミトロファーノフ オリガ・ボルゾーワ/ガリーナ・ロマノワ 武蔵野市民文化会館小ホール
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●2004年
31)1月27日
「マルガリータ・ネクラーソワ リサイタル」 マルガリータ・ネクラーソワ(Mararila Nekrasova メゾ)/マラート・ガレーエフ(テノール)/アナトーリー・ワシーリエフ 武蔵野市民文化会館小ホール

32)1月30日、2月1日
オペラ「ルサルカ」(ダルゴムィシスキー作曲 1856年初演 演奏会形式) 出演:モスクワ市立ノーヴァヤ・オペラ マラート・ガレーエフ(M.gareev)/マルガリータ・ネクラーソワ(M.Nekrasov)/アナトーリー・ワシーリエフ(A.Vasiliev)//石田美弥子(M.ichida)/小森美枝(M.komori ソプラノ)/平岡貴子(T.hiraoka) 栗原成郎(Shigeo Kurihara レクチャー) 角筈区民ホール/高崎シティ・コアホール



33)4月14日、18日
☆★「アレクサンドル・レンガチ&マーカス・ホロップ デュオ・リサイタル」 アレクサンドル・レンガチ(Aleksannder Rengach ギター)/マーカス・ホロップ(Markus Hollop バス) 自由学園明日館講堂/武蔵野市民文化会館小ホール



34)9月2日
「名作オペラのアリアとロシア民謡の夕べ」 ミハイル・アガフォーノフ(テノール)/エレーナ・イオーノワ 日立シビックセンターホール



35)11月9日
「セルゲイ・ムルザーエフ リサイタル」(ヘラルドの会創立10周年&NPO設立記念コンサート)セルゲイ・ムルザーエフ(Sergey Murzaev バリトン)/セルゲイ・ガイデイ(Sergey Gaideyテノール)/手嶋眞佐子(メゾ) 東京文化会館小ホール



36)11月15日
「セルゲイ・ガイデイ テノールリサイタル」 セルゲイ・ガイデイ 高崎シティ・コアホール

●2005年
37)3月30日・4月2日
★☆「アレクサンドル・ボグダーノフ リサイタル」 アレクサンドル・ボグダーノフ(Alekcadr Bogdanov) 文京シビック小ホール

38)11月23、26、27日
★☆オペラ「王女イオランタ」(チャイコフスキー作曲) 出演:エルヴィーラ・ホフローヴァ(Elvira Khokhlova ソプラノ)/アレクサンドル・キセリョフ(Alexander KisseleV バス)/アレクサンドル・ボグダーノフ(Alexander Bogdanov テノール)/アンドレイ・ブレウス(Andrey Breus バリトン)/アナトーリィ・ワシーリエフ(Anatory Vasilyev バスバリトン)/エレーナ・オコリシェワ(Elena Okolysheva メゾソプラノ)/ヴャチェスラフ・ウテヒン(Viacheslav Utekhin バス)/ワレーリィ・イスリャイキン(Valery Islyaykin テノール)/小森美枝・中村初恵・平岡貴子(ソプラノ)/ 前橋テルサ、武蔵野市民文化会館小ホール






2005年11月26日 武蔵野市民文化会館小ホール 撮影・長澤直子

「王女イオランタ」について
デンマークの作家ヘンリク・ヘルツの戯曲「レネ王の娘」(アンデルセン童話に基づく作品)を読んだチャイコフスキーは、詩情あふれる独創的内容に魅了されて作曲を決意し、直ちに翻訳を依頼。 彼の作曲した11曲のオペラのうちの最後の作品、最晩年のオペラとなった。人は真善美を追求してやまない、と信じるチャイコフスキーの人生観がよく表れている。抒情的な美しい曲の織りなす深い精神性をたたえた格調高いオペラで、大人から子どもまでそろって楽しめる感動的な作品である。
           
ストーリー:15世紀、南フランス、険しい岩山に囲まれたレネ王の城。盲目の王女イオランタは、盲目であることも王女であることも知らされずに、乳母マルタや友人ブリギッタやラウラなどに見守られて暮している。

第一場
1 序曲  盲目のテーマ
イオランタの肉体的盲目と、盲目を知らされずに育った心の闇を暗示する。
2 イオランタの漠然とした苦悩  なぜなの?
緑したたる美しい庭園。イオランタは成長するにつれ、漠然とした不安感にかられ悩んでいる。イオランタが涙ぐんでいるとき、マルタはその涙に触れずに、泣いていると分かる。不思議だ、なぜなの?
3 花の歌
ブリギッタとラウラがいろんな花を摘んでくる。イオランタは花の香りや感触をたのしむ。
4 子守唄
イオランタはみんなの親切に感謝し、悩みのなかった子供の頃の子守唄を歌ってもらい眠る。
5 レネ王の悲願  神よ憐れみたまえ!
娘の盲目を、本人にも外部にも知られないようにつとめ、婚約者ロベルトに会わせる前に治療したいと願い、一縷の望みを託し、名医エブン=ハキヤを呼んだ。王位も王国もすべて捨てても、娘を救いたい。
6 エブン=ハキヤの進言  二つの世界
精神と肉体の二つの世界は切り離せない。肉体の障害は、本人が自覚し、治りたいと強く望まなければ治療をしても治る見こみはない、と説く。

第二場
7 ロベルトの情熱的な恋  マチルダ讃歌
道に迷ったロベルトとボデモンは、入口の「無断侵入者は死刑」を無視して城に入る。イオランタの婚約者ロベルトは、スペイン女マチルダを愛している。その情熱的なマチルダの魅力をうたいあげる。
8 ボデモンの憧れ  清らかな天使よ来たれ!
清らかで心の美しい女性に憧れているボデモンは、早くそういう人に会いたいと願っている。
9 イオランタとボデモンの出会い  光の二重唱
 ボデモンは一目でイオランタが憧れの人だとわかる。盲目と知って、見るとは何かを説き明かし、光の世界は闇と違いすばらしいと語る。闇の中でも世界は美しいと反論するイオランタ。惹かれあう二人はついに心が解け合う。「闇の中でもやはり世界は美しいんだ!」「貴方のように光の世界を見てみたいわ!」
10 治療の決意
イオランタは盲目を自覚したが、治療を熱望してはいない。突然王は治療を命じ、失敗したら無断侵入者ボデモンは死刑、と言明した。イオランタは愛する人の命を救うために、必ず見えるようになると決意し、手術に挑む。
11 フィナーレ  光の讃歌
手術は成功。ロベルトとの婚約は解消。ボデモンはイオランタを生涯守ると誓う。全員が喜びにあふれ、イオランタが光の世界を見ることができたことを感謝し、神をほめたたえ、幕。


演出:アナトーリィ・ワシーリエフ

登場人物と出演者:

イオランタ  生来盲目の王女。清らかな心の美しい人。 エルヴィーラ・ホフローヴァ/ソプラノ
レネ王     イオランタの父、プロヴァンス王。人間性豊かで高潔な人物。
アレクサンドル・キセリョフ/バス
ボデモン    ブルゴーニュの騎士、伯爵、ロベルトの友人。清らかで心の美しい女性に憧れている
夢想家。                    アレクサンドル・ボグダーノフ/テノール
ロベルト    ブルゴーニュの騎士、公爵、イオランタの婚約者。雄々しく情熱的だが、思慮深く、
皮肉屋の一面もある。             アンドレイ・ブレウス/バリトン
エブン=ハキヤ ムーア人の名医。イスラムの賢者。〔チャイコフスキーは、トルコで聞いたメロディーを彼の
モノローグに用いた。〕       アナトーリィ・ワシーリエフ/バスバリトン
マルタ      イオランタの乳母、イオランタが赤ん坊のときから仕えている。ベルトランの妻。
エレーナ・オコリシェワ/メゾソプラノ
ベルトラン   門番、マルタの夫。長年、城を守っている。    ヴャチェスラフ・ウテヒン/バス
アリメリク   レネ王の新任の従者。初めて城に来た。  ワレーリィ・イスリャイキン/テノール
ラウラとブリギッタ イオランタの友人。王の命令に従い、遊び相手を務め、イオランタに盲目を悟られ
ないように、いつも気を配っている。    小森美枝・中村初恵・平岡貴子/ソプラノ

出演者プロフィール:

エルヴィーラ・ホフローヴァ/ソプラノ モスクワ音楽院卒。在学中に、モスクワの人気オペラ劇場ノーヴァヤ・オペラ「ルスランとリュドミラ」のリュドミラでデビュー。2004年ライン・ドイツ・オペラの[ノルマ」プレミエ公演でノルマを歌い”カラスの再来”と高く評価された。2006年フィレンツェ歌劇場にデビュー。

アレクサンドル・キセリョフ/バス モスクワ音楽院在学中からノーヴァヤ・オペラ、ダンチェンコ劇場で歌い、1998年ボリショイ劇場ソリストとなる。1999年ロンドン公演を皮切りに、ソウル、トリエステ、ラヴェンナ(ムーティ祭2000)、ホンコン公演に参加。その他ザグレブ、ニューヨーク、パリ、ハーグ、プラハ、ベルリンなどで客演。1995年ヨハネスブルグ・コンクール優勝、 1997年ボリショイ劇場コンクール優勝、1998年チャイコフスキー・コンクール3位、2003年プッチーニ・コンクール優勝

アレクサンドル・ボグダーノフ/テノール シベリアのクラスノヤルスク市に生れる。1991年から1996年クラスノヤルスク演劇芸術大学でE.ヨフェル教授に師事(クラスノヤルスク出身の世界的バリトン、ドミートリー・ホロストフスキーもこの師の薫陶を受けた)、声楽科で学ぶと同時に、クラスノヤルスク・オペラハウスのソリストとして歌い始める。1997年ノーヴァヤ・オペラ劇場に招かれ、芸術監督で名指揮者のコ−ロボフの秘蔵っ子として、オペラやコンサートで活躍。広汎なレパートリーを持つ。2005年3月東京でリサイタル、好評を博す。

アンドレイ・ブレウス/バリトン ロストフ音楽大学卒。その後モスクワ国立舞台芸術アカデミーに学ぶ。1995年ノーヴァヤ・オペラ劇場ソリスト。1999年ダンチェンコ劇場ソリスト。2000年ベルヴェデレ国際声楽コンクール、プラシド・ドミンゴ声楽コンクールで特別賞受賞。28歳の時、ドミンゴに招かれワシントン・オペラで「ルチア」のエンリーコと「蝶々夫人」のシャープレスを歌って以来、コヴェント・ガーデン、ボローニャ、バルセロナ、パリ・シャト座、アムステルダム・コンセルトヘボウ等のヨーロッパの名門歌劇場に次々とデビュー。2006年6月東京でリサイタルの予定(武蔵野文化事業団主催)。

アナトーリィ・ワシーリエフ/バスバリトン レニングラード(現サンクト・ペテルブルク)音楽院卒。ロシア功労芸術家。リガ国立歌劇場ソリストとして長年活躍。現在、サンクト・ペテルブルク室内歌劇場ソリスト。サンクト・ペテルブルク音楽院声楽科で教鞭を執り、門下から多くの人材を輩出。ヨーロッパ各地で演奏活動を行い、日本にも5回来日。

エレーナ・オコリシェワ/メゾソプラノ モスクワ音楽院(オブラスツォワに師事)卒。東京民音コンクール(1991)、ベッリーニ・コンクール(1995)の両コンクールに入賞。オーストリア、USA、韓国、スペイン、香港、イタリアなどで客演。録音多数。1991年からボリショイ劇場ソリスト。アムネリス、エボリ公女、アズチェーナ、その他数多くのレパートリーを持つ。

ヴャチェスラフ・ウテヒン/バス サンクト・ペテルブルク音楽院卒。全ロシアコンクール「ベラ・ヴォーチェ」入賞。2003年サンクト・ペテルブルク音楽院歌劇場ソリスト。

ワレーリィ・イスリャイキン/テノール モスクワ国立舞台芸術アカデミー卒。モスクワ・オペレッタ劇場人気アーチスト。日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなど外国公演も多い。「音楽の友」2005年11月号「海外レポート」欄で、モスクワ・オペレッタ劇場での活躍振りが紹介され、高く評価された。

小森美枝/ソプラノ 日大芸術学部・同大学院を首席で卒業。イタリアへ4年半留学。松本美和子に師事。二期会会員。今年11月プッチーニ作曲オペラ「修道女アンジェリカ」(新国立中劇場)の看護修道女役、来年1月の仙道作三作曲オペラ「八犬伝」初演(「北トピア」さくらホール)のコロス役にオーデション抜擢され出演。

中村初恵/ソプラノ 東京音大卒。現在マリインスキー劇場研修生。2005年リムスキー=コルサコフ・コンクール、オブラスツォワ・コンクールの両コンクールで歌唱賞を受賞。

平岡貴子/ソプラノ 桐朋学園短期大学部卒。さらに桐朋学園大学音楽学部ディプロマコース、慶応大学文学部哲学科に学ぶ。1998年「ヘラルドの会」ぐんま支部を設立、代表としてロシア歌曲の普及活動を積極的に展開。 

ユリア・レヴ/ピアノ サンクト・ペテルブルク音楽院卒。1991年ブラジルのリオデジャネイロ・ピアノコンクールで2位に入賞。1996年オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」でマエストロ、ロストロポーヴィチのアシスタントをつとめる。

●2006年
39)5月10日
「セルゲイ・アレーシェンコ テノール・リサイタル」 セルゲイ・アレーシェンコ(Sergey Aleshenko) 小森美枝(ソプラノ) すみだトリフォニー小ホール

40)6月10日
「アンドレイ・ブレウス バリトン・リサイタル」 アンドレイ・ブレウス 武蔵野市民文化会館小ホール



41)10月7日
「サンクトペテルブルクの新星たち」 マリア・リトケ(Maria Litke ソプラノ) オレーシャ・ペトロワ(Olesya Petrova メゾ) セルゲイ・ムラヴィヨフ(Sergey Muraviev テノール) 客演:寺田功治(Koji Terada バリトン) 武蔵野市民文化会館小ホール

●2007年
42)1月14日、17日
オペラ「マッチ売りの少女」(レビコフ作曲) 「醜いあひるの子」(プロコフィエフ作曲) すみだトリフォニー小ホール 群馬県公社総合ビル・ホール













2007年1月17日 すみだトリフォニー小ホール 撮影・長澤直子







プロフィール
エカテリーナ・アルチョーモワ/ソプラノ/EKATERINA ARTEMOVA
モスクワ生まれ。2000年国立モスクワ音楽院付属音楽学校に入学(オコーリシェワに師事)。現在グネーシン音楽アカデミー(ロシア功労芸術家ドルハーノワ教授に師事)在学。「雪娘」題名役でデビュー。2003年からサーツ記念モスクワ子供音楽劇場ソリスト。2005年ペテルブルグ・アルレキン祭コンクール1位。
エレーナ・オコーリシェワ/メゾ・ソプラノ/ELENA OKOLSHEVA
国立モスクワ音楽院(オブラスツォワに師事)、同大学院卒。1990年東京民音コンクール入賞。ザルツブルクの「オテロ」エミリーでデビュー。1991年からボリショイ劇場ソリスト。1995年ベッリーニ・コンクール入賞。2005年チャイコフスキー「王女イオランタ」マルタ(東京・前橋)。レパートリーは、マリーナ・ムニシェク、オリガ、ポリーナ、アムネリス、アズチェーナ、サントゥッツァ他多数。CDは「皇帝の花嫁」「五月の夜」「フィガロの結婚」「オコーリシェワ ロシア・西欧のアリアを歌う」「雪娘」「大貴族夫人ヴェーラ・シェローガ」。
アレクサンドル・カミンスキー/アーチスト/ALEKSANDR KAMINSKY
イルクーツク生まれ。イルクーツク演劇大学「演劇俳優科」卒。イルクーツク音楽劇場のダンサーとなった後、同大「音楽俳優科」に学びオペレッタ歌手となる。2001年からモスクワオペレッタ劇場ソリスト。レパートリーは「チャールダーシュの女王」ボニー、「伯爵夫人マリツァ」ジュパン他。広くコンサート活動を行い、テレビや映画にも出演。2006年11月に行なわれたウラディミル・クロチキン記念国際オペレッタ・ミュージカル コンクールで第3位となり、聴衆好感度賞(会場とテレビの一般観客投票による)をあわせて受賞。
オレク・ミトロファーノフ/演出家/OLEG MITROFANOV 舞台演劇大学音楽学部音楽監督科(ロシア国民栄誉芸術家クロキン教授に師事)卒。ペルミ・オペラ・バレー劇場、ペルミ・フィルハーモニー、モスクワ国立アカデミー・フィルハーモニー・オーケストラなどの監督、芸術監督を歴任。1996年「アマデウス音楽劇場」を創立、現在芸術監督。演出・監督作多数。モーツァルト「バスチアンとバスチエンヌ」「魔笛」「劇場支配人」「後宮からの逃走」「ドン・ジョバンニ」、プロコフィエフ「戦争と平和」、そのフィルム化、ストラヴィンスキー「マーヴラ」。2003年「ハジ‐ムラート」(世界初演)。2004年ラフマニノフ「アレコ」、リムスキー=コルサコフ「モーツァルトとサリエリ」東京公演。1997年からレビコフ「クリスマスツリー」。2005年レビコフ「マッチ売りの少女」(新演出の「クリスマスツリー」)、プロコフィエフ「醜いあひるの子」。多くの作品が外国でも再演。2005年ロシア政府文化賞授賞。
ユリア・レフ/ピアノ/YULIA LEV
サンクト・ペテルブルグ音楽院卒。1991年リオデジャネイロピアノコンクール2位。1996年「ムツェンスク郡のマクベス夫人」リハーサルでロストロポーヴィチのアシスタント。アンサンブルメンバーとして各国ツアー。
平岡 貴子/司会/TAKAKO HIRAOKA
桐朋学園短期大学部卒。さらに桐朋学園大学音楽学部ディプロマコース、慶応大学文学部哲学科に学ぶ。1998年「ヘラルドの会」ぐんま支部を設立、代表としてロシア歌曲の普及活動を積極的に展開。
                                                                                                          プログラム作成 NPO特定非営利活動法人ヘラルドの会(西和子)

43)3月16日
「日本とロシア 歌の新星たち」
出演:寺田功治(バリトン) 、遠藤桂一郎(テノール)、マリア・リトケ(ソプラノ)、オレーシャ・ペトローヴァ(メゾ)、セルゲイ・ムラヴィヨフ(テノール)
ペテルブルグ音楽院小ホール

*ペテルブルグでの公演写真とプログラムです。






ドン・カルロとロドリーゴの二重唱 S・ムラヴィヨフ&寺田功治



NEWS!
ペテルブルグ音楽院の主催、音楽院グラズノーフ記念ホールで、昨年10月7日に武蔵野市民文化会館で開催し大好評を得た「日本とロシア 歌の新星たち」を再現。音楽院ホールの聴衆は耳が肥えていることで有名だが、寺田功治が歌い出すと客席にどよめきが起こり、歌い終わると「ブラボー! ブラボー!」の嵐。ロシアとか日本とかいう枠を越えて、この世に若き素晴らしい才能がひとり出現したことを祝福。

44)9月30日(日)
「オペラ・オペレッタ・コンサート」
出演:モスクワ・オペレッタ劇場の名コンビ エレーナ・イオーノワ&ワレーリー・イスリャイキン
東京国立博物館平成館ラウンジ

エレーナ・イオーノワ&ワレーリー・イスリャイキン

45)10月30日(月)
ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ザルツブルク音楽祭、メトロポリタンなど世界最高の歌劇場の聴衆が熱狂!
「エカテリーナ・シューリナ リサイタル」
武蔵野市民文化会館小ホール


エカテリーナ・シューリナ

46)11月4日(日)
「ロシア民謡の夕べ」
出演:エレーナ・オブラスツォーワ(Elena Obraztsova メゾ)とオブラスツォーワ記念声楽コンクールの覇者たち オリガ・プードワ(Oliga Pudova ソプラノ)アブドゥマリク・アブドゥカユーモフ(Abdumalik Abdukayumov バリトン)
武蔵野市民文化会館小ホール



●2008

47)2月17日(日)
「ユリア・レージネヴァ&寺田功治 デュオ・リサイタル」
出演:ユリア・レージネワ(ソプラノ)17歳で第6回エレーナ・オブラスツォーワ国際声楽コンクール グランプリ、寺田功治(バリトン)
武蔵野市民文化会館小ホール




はとバスに乗って、ユリアのお母さんもいっしょに東京見物に出かけました。 2008年2月14日



ユリヤは2015年の秋にも、英国ロイヤルオペラ「ドン・ジョヴァンニ」のツエルリーナ役で来日。東京公演最後の日(9月20日)、銀座の和食レストランで夕食会。

  48)2008/03/14(金) 
★☆「東京・パリ・ペテルブルグ シャンソンコンサート」
出演
歌手:長坂玲 、山崎順子、アナトーリー・ワシーリエフ
ピアニスト:ジャン・ピエール・レミ マリア・チェルノーワ
ダンサー:アレクサドル・カミンスキー

ペテルブルグ建築家会館ホール
主催:国際シャリャーピン協会
協力:ヘラルドの会
*ペテルブルグでの公演写真とポスターです。




長坂玲


山崎順子 アレクサンドル・カミンスキー

49)2008/03/14(金) 
「寺田功治(バリトン)第1回リサイタル」
出演
寺田功治



1983年 千葉県に生まれる
2004年 小澤征爾音楽塾プロジェクトV「ラ・ボエーム」でショナール役
2005年 5月 京都・国際音楽学生フェスティヴァルに出演
      8月サイトウ・キネン・フェスティバル 青少年のためのオペラ「フィガロの結婚」(抜粋版)にてフィガロ役
     10月 小澤征爾音楽塾プロジェクトY「セヴィリアの理髪師」にてフィオレッロ役
2006年 3月 東京音楽大学卒業
     10月 武蔵野文化事業団主催「サンクト・ペテルブルグの新星たち オペラ・ガラコンサート」に出演
2007年 3月 ロシアのサンクト・ペテルブルクで行なわれたペテルブルグ音楽院主催コンサート「日本とロシア 歌の新星たち」に出演
      7月 小澤征爾音楽プロジェクト[「カルメン」にてダンカイロ役
      9月 「愛の泉」チャリティコンサートで東京交響楽団と共演
      9月東京音楽大学100周年記念事業オペラ「フィガロの結婚」にてフィガロ役
2008年 2月 「ユリア・レージネヴァ&寺田功治 デュオ・リサイタル」出演
     2月歌劇「スザンナの秘密」(演奏会形式)にて新日本フィルハーモニー交響楽団と共演

9月より英国のギルドホール音楽演劇学校にて研鑽

これまでに御邊和子、水野賢司、堀内康雄、ピエール・ヴァレー、ルドルフ・ピェナイ各氏に師事

コンクール受賞暦
2002年 第12回日本クラシック音楽コンクール大学生の部全国大会第1位
2003年 第57回全日本学生音楽コンクール大学・一般の部全国大会第1位
2004年 第3回東京音楽大学コンクール第1位
2006年 長久手オペラ声楽コンクール第2位
2006年 第11回コンセール・マロニエ21第1位
2008年 第6回東京音楽コンクール第2位
2009年 第7回エレーナ・オブラスツォワ記念国際声楽コンクール第3位

現在、英国のギルドホール音楽演劇学校で研鑽


50)2009/03/14(土) 
「ロシア音楽を舞う」

昨年、ヘラルドの会主催の「マッチ売りの少女」と「醜いあひるの子」に出演し、日本でも注目を集めたあのカミンスキーが、兵庫県立芸術文化センターのみごとなホールにオリジナルプログラムで出演!














51)2009/05/17(日) 
☆★「戦争と平和」

2009年ロシア文化フェスティバルin JAPAN公演。

 ロシア文化フェスティバル公式ホームページhttp://www.russian-festival.net/

2009年5月17日、トルストイ没後100年記念公演として、昭和女子大学人見記念講堂で日本初演されたプロコフィエフ作曲オペラ「戦争と平和」のウラジーミル・トルストイ(トルストイ博物館長でレフ・トルストイの玄孫)版は、用意した当日券が足りなくなるほどの注目を集め、2000人収容のホールは満員の盛況となった。 2000年6月、トルストイ没後90年の記念行事として、トルストイの生地ヤースナヤ・ポリャーナで初演されたこのウラジーミル・トルストイ版「戦争と平和」は、上演時間は90分の小品ながら、原作の「愛は命。愛は神。」というトルストイの思想を明確化した秀作で、日本の観客もプロコフィエフの音楽の美しさとトルストイの原作の二重の迫力に引き込まれていたようであった。5月22日の前橋公演も500席のホールは満員となり大きく報道された。 今回はオペラ公演としては珍しく、若い世代の人たちが大勢来てくれたことが特徴。「オペラ、観に行きました!とても勉強になる楽しい時間を過させていただきました。演出も素晴らしく、原作も読もうと思います!」「オペラとってもよかったです。ピエール、素敵すぎです。」「終幕近く、アンドレイが「死とは愛の一部分であるわたくしが、普遍の愛の源へと回帰することだ」と言っていたことが印象的でした。ロシアの人々の生活に、いかに戦争の体験が背景として潜んでいるか、考えさせられました。ドストエフスキイと併せてトルストイの原作も読んでいきたいと思います。」と語る学生達の心に残ったものは大きい。(ロシア文化フェスティバルIN JAPAN 日本組織委員会HPから転載)

Премьера оперы ≪Война и мир≫ в Японии 17-го мая 2009 г. шел оперный спектакль ≪Война и мир≫, изображенный отрывками. Спектакль смотрели много студентов и молодежи, и он оставил в их душах глубокое впечатление. В память 100-летия смерти Л.Н. Толстого шла японская премьера оперы ≪Война и мир≫ С.С. Прокофьева в варианте Владимира Ильича Толстого, праправнука этого классика и директора дома-музея в Ясной Поляне, в актовом зале им. Хитоми при Женском университете Шова 17-го мая 2009 г. Спектакль пользовался таким вниманием, что оказалось недостаточным количество подготовленных билетов, продаваемых в день спектакля, и таким большим успехом, что зал, рассчитанный на 2000 зрителей, был переполнен. В июне 2000 г. на родине Л.Н. Толстого, в Ясной Поляне, 90-летний юбилей его смерти отмечали премьерой этой оперы ≪Война и мир≫ в варианте Владимира Ильича Толстого. Она маленький спектакль на 90 минут, но сделана такой великолепной, что ярко выражает философию Толстого, проницаемую в этот роман ? ≪Любовь есть жизнь. Любовь есть бог≫. Казалось, две силы ? красота музыки Прокофьева и шедевр Толстого ? привлекли душу японских зрителей. Исполнение в г. Маебаши 22-го мая также имело большой успех, зал на 500 человек был переполнен, и об спектакле сообщили под большими заголовками. Спектакль на этот раз отличается от других оперных спектаклей тем, что на этот спектакль ходили много молодых людей. Это редкий случай. Студенты были восхищены, высказывая так: ≪Я смотрела на оперу ≪Война и мир≫! Она много научила меня и дарила прекрасное время. Я восхитилась и ее постановкой. Буду читать оригинал этой оперы!≫; ≪Мне очень понравилась опера ≪Война и мир≫. Я влюбилась в Пьера≫; ≪Произвели на меня глубокое впечатление слова Андрея к концу спектакля: ≪Умереть ? значит мне, частице любви, вернуться к общему и вечному источнику≫. Глядя на оперу, я осознавала, как глубоко в жизнь русских людей проникают тяжелые переживания в войне. Я буду читать и оригинал Л.Н. Толстого вместе с произведениями Ф.М. Достоевского≫. То, что эта опера оставила в сердцах студентов, наверняка огромное...





ロシア文化フェスティバル2009参加公演    モスクワ・アマデウス音楽劇場日本公演

レフ・トルストイ没後100年記念
名場面で綴るオペラ
「戦争と平和」
War and Peace
原作:レフ・トルストイ(1828−1910) 1869年作
作曲:セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953) 1941年作

ウラジーミル・トルストイ委嘱  オレク・ミトロファーノフ演出
アンナ・クリコワ/アレクサンドル・カミンスキー振付

2009.5.17(日)13:30開演    主催:昭和女子大学光葉同窓会
5.18(月)18:15開演    主催:昭和女子大学

会場:昭和女子大学人見記念講堂

後援:在日ロシア連邦大使館/日本トルストイ協会/日本ロシア文学会
企画/構成:特定非営利活動法人ヘラルドの会

配役 〔出演日 ★17日 ☆18日 諸事情により出演日が変わることがあります〕
ナターシャ(伯爵家の少女):エレーナ・セミョーノヴァ★/タマーラ・ザヴァリナヤ☆
アンドレイ(名門の青年公爵):アンドレイ・ブレウス★/ミハイル・ディヤコフ☆
ソーニャ(ナターシャの従姉):タマーラ・ザヴァリナヤ★/リュツィヤ・イタリヤンスカヤ☆
ピエール(アンドレイの親友):ワレーリィ・ミキーツキィ★☆
クトゥーゾフ(ロシア軍総司令官):アレクサンドル・キセリョフ★☆
アナトール(既婚の将校):ワレーリィ・イスリャイキン★☆
ドーロホフ(アナトールの友人):ルスラン・クハルチュク★☆
エレン(ピエールの妻・アナトールの妹):エレーナ・イオーノヴァ★☆
アフロシーモワ夫人(ロストフ家の親しい知人):エレーナ・オコリシェヴァ★☆
公爵令嬢マリヤ(アンドレイの妹):リュツィヤ・イタリヤンスカヤ★☆
ボルコンスキー公爵(アンドレイの父親):アナトーリィ・ワシーリエフ★☆
ロストフ伯爵(ナターシャの父親):ニコライ・シェムリョフ★☆
ガヴリーラ(アフロシーモワの召使):レオニード・カザチコフ★☆
小姓(ボルコンスキー家の使用人):レオニード・カザチコフ★☆
家庭教師(ボルコンスキー家のフランス人):平岡貴子★☆
ドゥニャーシャ(ナターシャの女中):平岡貴子★☆ 
朗読(「戦争と平和」原作から):アナトーリィ・ワシーリエフ★☆
ピアノ伴奏:ユリア・レヴ/岩崎能子(控え)   

あらすじ ウラジーミル・トルストイ版「戦争と平和」9場面とエピローグ
1)平和:ナターシャを中心にアンドレイの知性的な愛、アナトールの欲情の愛、ピエールの秘めた愛が交錯。背景にフランスのナポレオン軍の動向が織り込まれる。(第1〜7場)
2)戦争:平和な時代の生活が根底から崩れ、何もかも破壊される。(第8場)
3)愛:戦争による破壊よりも、死よりも強い愛。すべてのものを愛する愛。(第9場)

第1場  アンドレイとナターシャの初めての出会い  ロストフ伯爵邸 
アンドレイは生き生きしたナターシャによって、明るい気持ちになり、人生に希望をもつ。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第2場  初めてのワルツ  ナターシャの舞踏会デビュー
アンドレイはナターシャとワルツを踊る。二人は気持が通じ合い、結婚を考える。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第3場  ナターシャはアンドレイの家を訪問  ボルコンスキー公爵邸
婚約後、ナターシャはアンドレイの父を訪問するが、侮辱的な扱いをうける。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第4場  アナトールの誘惑  ピエール・エレン夫妻邸の夜会
アナトールにラブレターをもらい、ナターシャは幸福感にひたる。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第5場  ナターシャ誘拐計画決行の夜  ドーロホフの書斎で
アナトールにラブレターを書いてやったドーロホフは、駆落ちの準備も調えてやる。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第6場  駆落ちの失敗とその後  アフロシーモワ夫人邸
婚約は破棄。罪の深さに気づき苦悩するナターシャに、ピエールは秘めた愛を告白する。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第7場  ピエールとアナトールの対決  ピエールの書斎で
ピエールはアナトールに対する怒りを爆発させる。ピエールの熱い心の内が吐露される。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第8場  総司令官クトゥーゾフのアリア  モスクワ放棄の決断
ロシアの命運をかけて、モスクワを敵に明け渡し、撤退する苦渋の決断を下したクトゥーゾフ。美しい都モスクワをたたえ、ロシア国民の不屈の精神、勝利への信念を歌いあげる。


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

第9場  病床での再会  アンドレイの死
戦争で負傷し死の床にあるアンドレイの心に、すべてのものを愛する永遠の愛が生まれた。
エピローグ
愛は命なり 愛は神なり


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂


2009.05.17 昭和女子大学人見記念講堂

出演者プロフィール

エレーナ・セミョーノヴァ    ソプラノ           ELENA SEMENOVA
モスクワで人気のヘリコンオペラ劇場ソリスト。2000年オブラスツォーワコンクール1位。2005年ムゼッタ役でパリオペラ座に鮮烈デビュー。2008年カナダオペラ「戦争と平和」でナターシャを歌う。2009年2月ベルリン・コーミッシェオペラ「スペードの女王」リーザ役でブレイク、その後、同オペラに毎月1回リーザ役で出演を依頼される。
アンドレイ・ブレウス      バリトン            ANDREY BREUS
モスクワ市立ノーバヤ・オペラ劇場ソリスト。ボリショイ劇場にもたびたび客演。2000年
プラシド・ドミンゴ コンクール入賞。ドミンゴに招かれワシントンオペラでエンリーコとシャープレス役を歌って以来、世界の名門歌劇場で活躍をするようになる。確かな歌唱力に支えられた内面的表現の豊かさで聴衆を魅了。ロシアの実力派人気バリトンのひとり。
アレクサンドル・キセリョフ   バス          ALEXANDER KISSELEV
ボリショイ劇場ソリスト。チャイコフスキー・コンクール3位ほか有名コンクールで数多く優勝。2008年カーネギー・ホール コンサートデビューを果たし、新聞雑誌評で絶賛。
ワレーリィ・ミキーツキィ    テノール          VALERY MIKITSKIY
スタニスラフスキー音楽劇場ソリスト。アメリカ・ヨーロッパのツァー公演に参加。「スペードの女王」ゲルマン、「道化師」カニオ、「カルメン」ドン・ホセ、他多くの主役を歌う。
タマーラ・ザヴァリナヤ     ソプラノ          TAMARA ZAVALNAYA
アマデウス音楽劇場ソリスト。1999年モスクワ・ベラ・ヴォーチェ、2003年ウクライナ、2007年ポーランド、各国際コンクールで入賞。「魔笛」夜の女王、その他を歌う。
ミハイル・ディヤコフ      バリトン           MIKHAIL DYAKOV
ノーバヤ・オペラ劇場で6年間歌い、2001年からボリショイ劇場ソリスト。オネーギン、アンドレイ公爵、エレツキー、パパゲーノ、エスカミーリョ、そのほか多くの大役を歌う。
アナトーリィ・ワシーリエフ    バスバリトン        ANATOLY VASILYEV
ロシア功労芸術家。リガ国立歌劇場ソリストを長年務め、現在S・ペテルブルグ室内歌劇場ソリスト。S・ペテルブルグ音楽院声楽科で教鞭を執り、門下から多数の人材を輩出。
エレーナ・イオーノヴァ      メゾソプラノ         ELENA IONOVA
ヘリコンオペラ ソリスト。モスクワオペレッタ劇場の花形歌手でもあり、恵まれた声とオペレッタで培った演技力に持ち前の美貌で人気を博している。日本にもファンが多い。
エレーナ・オコリシェヴァ     メゾソプラノ       ELENA OKOLISHEVA
ボリショイ劇場ソリスト。1990年東京民音コンクール入賞。アムネリス、アズチェーナ、エボリ公女、マリーナ・ムニシェクその他多くのメゾソプラノの大役を歌う。録音も多い。
ニコライ・シェムリョフ      バス          NIKOLAY SCHEMLEV
ポクロフスキー室内歌劇場ソリスト。第2回全ロシア・レフコ・コンクール3位、プッチーニ・ベスト歌唱賞受賞。パパゲーノ、レポレッロ、ジュリアス・シーザーその他を歌う。
ワレーリィ・イスリャイキン    テノール         VALERY ISLIAIKINE
モスクワオペレッタ劇場人気アーチスト。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本など外国ツアー。「音楽の友」にその活躍ぶりが紹介され、高く評価された。
レオニード・カザチコフ      テノール        KAZACHKOV LEONID
アマデウス音楽劇場、モスクワ・アカデミーフィルハーモニー、ポクロフスキー室内歌劇場ソリスト。「魔笛」タミーノなど多くの役を歌う。ヨーロッパ、南米、日本公演に参加。
リュツィヤ・イタリヤンスカヤ   メゾソプラノ    LIYTSIYA ITALIYANSKAYA
アマデウス音楽劇場ソリスト。2008年ポーランドの国際声楽コンクールで1位。「魔笛」第3の侍女、「マーヴラ」母親、「マッチ売りの少女」母親その他の役を歌っている。
ルスラン・クハルチュク      バス         RUSLAN KUKHARCHUK
サーツ・オペラ劇場を経て、現在アマデウス音楽劇場ソリスト。「魔笛」ザラストロで好評。
平岡貴子             ソプラノ         TAKAKO HIRAOKA
桐朋学園大学音楽学部卒業。ヘラルドの会ぐんま代表として、ロシア歌曲・オペラなどの普及活動を積極的に展開。「日本・ロシア音楽家協会」「日本トルストイ協会」会員。
オレク・ミトロファーノフ     芸術監督          OLEG MITROFANOV
1996年アマデウス音楽劇場を創立、同劇場芸術監督・演出家。2005年ロシア政府文化賞受賞。
モーツァルトの作品を中心にロシア初演、世界初演など精力的にプロジェクトを展開、外国での再演も多い。2008年にはトルストイ原作・シャラーエフ作曲オペラ「コサック」を世界初演。
ユリア・レヴ           ピアノ               YULIA LEV
サンクト・ペテルブルグ音楽院卒。サンクト・ペテルブルグフィルハーモニーのピアニストとして活躍。アンサンブルメンバーとして欧米各国と日本で公演。

プログラム作成              特定非営利活動法人ヘラルドの会(西和子)


52)2009/12/4(金) 
「エレーナ・オブラスツォワと輝けるロシアの新星たち」



第7回エレーナ・オブラスツォーワ記念コンクール
1位:エレーナ・グーセワ(Elena Guseva)ソプラノ 中央
2位:ナタリア・ペトロジツカヤ(Natalia Petrozhitskaya)ソプラノ 左
3位:寺田功治(Koji Terada)バリトン 右

「音楽の友」2010年3月号 172ページに山田治生氏取材の好意的批評が掲載されています。


53)2010/9/26(日) 
「テノールと尺八のコンサート」
ワレーリー・イスリャイキン(VELERI ISLIAIKINE)/渡辺淳(JUN WATANABE)
東京国立博物館 平成館ラウンジ



●2011
54)1月8日
寺田功治(バリトン)とロシアの仲間達
東京文化会館小ホール



●2012
55)3月9日
☆「第8回オブラスツォワ国際声楽コンクール入賞者オペラ・ガラ・コンサート」
出演:タチアーナ・トレノジナ(Tatiana Trenogina)ソプラノ、盛田麻央(Mao Morita)ソプラノ、グレゴリー・ツェルネツォフ(Grigorii Chemetsov)バリトン、ミグラン・アガジャニヤン(Migran Agadzhanyan)バリトン
武蔵野市民文化会館小ホール



56)9月30日
☆「秋のコンサート 〜世界のボリショイ劇場のバリトン ミハイル・ディヤーコフと珠玉の音色のザラフィアンツ〜」
出演:ミハイル・ディヤーコフ(Mikhail Dyakov)バリトン、エフゲーニィ・ザラフィアンツ(Evgeny Zarafiants)ピアノ
東京国立博物館


57)10月18日
☆「けやき平和チャリティコンサート」
出演:アナトーリィ・ワシリーエフ(Anatory Vasilyev)バリトン、エフゲーニィ・ザラフィアンツ(Evgeny Zarafiants)ピアノ 他
府中の森芸術劇場ウィーンホール

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藤沼貴著『トルストイと生きる』

岩波文庫版『戦争と平和』などの翻訳を手がけ、トルストイ研究に生涯を捧げた著者の生涯は生命の燃焼と呼ぶに相応しく、個性と個性のぶつかり合いを通じて文豪の創作と生の真実に迫る。執筆順に論考を収録。A5判上製584頁 春風社(2013/12/5)

藤沼貴著『新ロシア語スキット集』

1975年に出版された藤沼貴著『ロシア語スキット集』がリニューアルされました。スラヴァ書房 (2014/4/10)

藤沼貴翻訳『戦争と平和(一) (ワイド版) 』

『戦争と平和』がワイド版にも登場。 岩波書店 (2014/7/17)

藤沼貴翻訳『戦争と平和(一) (Kindle版) 』

『戦争と平和』が電子版書籍版にも登場。
全6冊。 岩波書店(2014年12月配信)

藤沼貴翻訳『復活(上) 』

久々に岩波文庫から新訳が出ました!(2014/7/16)

藤沼貴翻訳『復活(下) 』

久々に岩波文庫から新訳が出ました!(2014/8/19)

藤沼貴翻訳『幼年時代』

2014年7月に重版(16刷)されました。

藤沼貴翻訳『少年時代』

2014年8月に重版(10刷)されました。

藤沼貴翻訳『トルストイ 生涯と活動』

巻末付録として、早稲田大学での講演「『幼年時代』はいかにして書かれたか」が収録されています。(2016/3/7)

藤沼貴翻訳『トルストイの民話』

福音館書店から2016年9月に重版(16刷)されました。

藤沼貴著『新版 ロシア語ハンドブック』

名著と謳われた上級者向けロシア語学習書が、ついに東洋書店新社から再出販されました。(2016/09/30)